プログラミング言語は動かして覚える

世の中にはありとあらゆるソフトウェアが動いている。Googleのような世界中の人が使うサービスもあれば、トースターのように熱線を制御するものもソフトウェアの一種である。最近の車はソフトウェアがなくてはならないものになっているし、我々の社会はソフトウェアで溢れていると言ってもいいだろう。そのソフトウェアを動かしているのがプログラミング言語である。
プログラミング言語は自然言語と呼ばれる英語や日本語に比べるとルールも厳格で曖昧さがない。そのため基礎をしっかりと学べばすぐに応用ができるし、複雑なシステムを構築することができる。どんなソフトウェアも小さな処理の集まりでできている。基本的な入出力処理が連携してfacebookのようなサービスができるのだ。

初めてプログラミングをする時は、理解しづらい部分があるかもしれない。それでもどんどん動かしみることが大事だ。動かすことで頭の中で巡らせた考えが明確になるということがよく起こるのだ。最初は本やネット上のサンプルを、そのまま動かすことを勧める。とにかく基礎的なことを反復することを意識すれば、自然と自分なりに変更してみたりして、より理解が深まってくる。

理解が深まってくるとデータの入力と出力を意識すると、複雑なソフトウェアを作るときに役立つはずだ。突き詰めればプログラミング言語は与えられたデータを処理して、その結果を出力するということをやっているだけに過ぎないのだ。
プログラミング言語は、不思議なことにそれ自体がパズルのような魅力をもつが、あくまでも何かを成し遂げるための道具である。他の道具と同様に何か目的を持って使うと、学習スピードは格段にあがる。